おはようございます、村田です。
昨日観てきました!!
「君の名は。」でお馴染み新海誠監督の最新作…
『天気の子』
下記ネタバレなので、映画を観てない方は映画を見てから読んで下さい。
では、まずざっくりとあらすじです。
家出少年の帆高くんが東京をさまよっていると不思議な力を持つ少女陽菜と出会う。
その不思議な力とは祈ると雨が止むというもの。
2人はこの不思議な力でビジネスを始めます。
しかし、あまりに有名になり過ぎて依頼が増加します。2人は多忙を極めこれ以上は無理と判断し休業。
その頃、陽菜の身体に異変が起こり始めます。
祈れば祈るほど身体が透過していくのです。
さらに帆高は拾った拳銃ぶっ放してお尋ね者。
有名人が一転お尋ね者で逃げ回る2人、そんな中東京は異常気象に覆われます。
超雨降ります。災害クラスの雨が降り続きます。
そんな時陽菜は帆高に祈りの事、身体が透過する事を帆高に話します。
そして、帆高に聞くのです。
「ねぇ、この雨止んで欲しい?」
もちろん帆高は拒否します。
しかし、次の日帆高が起きると昨日までの豪雨が嘘のように晴れ、陽菜は消えていたのです。
帆高は警察から逃げながら、陽菜を探します。
そして、陽菜がこの力を手に入れた場所へ走ります。
帆高はそこで願います。ずっと雨でもいい、その代わり陽菜に帰ってきて欲しい。
雨は再び降り始め、陽菜は帰ってきます。
という、ハッピーエンドっぽくなるんですが、陽菜が帰ってきたので雨は止まず、3年間降り続きます。
そして、東京は海の下に沈みます。
それでも、帆高と陽菜は再び出会う事が出来ました。
というお話です。
今回も深いストーリーでした。個人的にスーパー雨女の嫁を持つ僕としては、晴れ女の話はとても身近で楽しい映画でした。
この映画で感じた事は、今当たり前のように生活している事も誰かの働きがあり、もしくは誰かの影響を受けている。
これは良くも悪くも。
そして、僕たちはその選択を常に迫られている。
僕の、あなたの小さな選択も世界を変えるような影響をもたらしている。
それは僕らのエゴであったりするけれど、結果としてそれが世界を動かしている。
帆高くんは映画の終盤で悔やみます。海に東京が沈んだのは自分のエゴのせいだと。
しかし、元気な陽菜を見て自分の選択は正しかったと思うのです。
この辺は賛否両論だと思いますが、僕が帆高だったら確実に同じ選択をします。
陽菜はたまたま天気を変える力を持っていましたが、誰しもが未来を変える事は出来るのです。
政治家が日本を変えるように、研究者が1つの研究で多くの命を救うように、スポーツ選手が多くの人に感動を届けるように。
そして、誰もがその人になれるし、誰しもがその人を支える人にもなれる。
だから、僕たちの選択はいつも世界を回している。
それともう一つ、終盤にとあるおばあちゃんがこんな事も言っていました。
「東京は元々は海の下にあった、それが元に戻っただけ。」
これを聞いて僕は、人々の意思で世界は回しているけど、結局は神様の掌の上とか自然の循環のうち。
だから東京が海に沈もうが責任や後悔を感じる必要はない。
たぶん、その時東京が海に沈む事が今後の地球には必要だったのだろう…。
それで地球の抱えてる問題が何か解決するとか…。
未来の事なんて分からないから、悪い事や失敗も今後必要な事と思う方がいい。
自分が正しいと思う事を全力でやるだけ。
新海監督は神様的な事をストーリーに組み込む事が多いので、この辺の事も伝えたかったのかなぁって思います。
僕は今日も美味しいオムライスをたくさん作って、みんなを元気にして、その元気になった人が例えば困っている誰かを助けたり、一生懸命仕事をして家族を支えたり、いっぱい笑って周りの人を幸せにしたりして、僕はオムライスを作ってるだけだけど、少しでもその人の助けや力、幸せになれたらと思います。
僕は空を晴れには出来ないけど、オムライスは作れる。
だからオムライスを一生懸命作って間接的に世界を変えます!!
あなたにはあなたの役割がきっとあります。
どんなに小さな役割でもそれが世界を変えます。
それは神様から与えられた役割だから一生懸命やってみればいい。もし、失敗してもそれはその失敗はきっと意味があって後に必要な事なのでしょう。
神様がわざと失敗させてるんだから。
って思う映画でした。(神様がいるとかいないとかの口論はしませんが、そういう世界観の映画だから…。)
ひっさしぶりに長いブログでした。
いやー、楽しかったなぁー。
それではご飯炊いてきまーす!!
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