現実はこんな感じ

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おはようございます、村田・勇一です。

前回はパワハラの話をしました。
少し前には、「好きなことを仕事にするのは難しい」「嫌いじゃない仕事を無理なく続けよう」という話もしましたね。

この2つの話だけを聞くと、僕が「楽な働き方」を推奨しているように思う人もいるかもしれません。
でも、実際はその逆です。

あっ、大丈夫です。「実はめっちゃパワハラします!」なんて話ではありません(笑)

でも、「パワハラはダメ」「無理なく働こう」とだけ言っていると、正直、甘えん坊を量産してしまうのも事実。
ここが難しいところなんですが、何かを本気で身につけたいなら、まずはあり得ない量の努力をするしかないんです。

例えば、料理。
「美味しいオムライスを作りたい!」と思っても、レシピを見ながら1回作っただけで完璧にできるわけがない。

最初は卵が破れるし、ライスの味付けもバラつくきます。
それを何十回、何百回と繰り返して、ようやく手が勝手に動くレベルになるんです。

音楽もそう。
「ギターを弾けるようになりたい」と思っても、最初はコードを押さえる指が痛いし、まともに音も出ない。

でも、指にタコができるくらい弾きまくった人だけが、ようやく『練習の仕方』を考えられる段階にたどり着く。

何でもそうですが、最初はとにかく圧倒的な量をこなすしかないんです。
効率とか工夫とか考えられるのは、ある程度のレベルに達してから。
その前に「もっと楽な方法ないかな?」とか言ってるうちは、何も身につかない。

仕事も同じです。
僕はスタッフに「気合いで仕事覚えろ!」とは言いません。
でも、ドラえもんの暗記パンは存在しないんだから、結局は反復練習しかないんです。
あれあったらいいなと思います(笑)
そして、あると信じてる人がけっこういるんですよね。

徹夜で覚えなくてもいいけど、勤務外にメモをまとめたり、先輩や僕に質問してくるスタッフの方が、やっぱり覚えは早い。
そして、そういう人が結果的に成長し、将来は役職につき、年収を上げていくんです。
結局のところ、努力しないで上手くなる方法なんてありません。
まずは、あり得ないくらい努力することが第一歩。効率なんて考えるのは、その後です。

でも、それが嫌なんですよね。わかりますよ。勉強しないで友達と遊んでいたいし、仕事しないでYouTubeをずっと見ていたいですよね。

なので、大事なのはバランスです。、
あなたがどのポジションを目指すのか?

分かりやすくお金で言えば、
年収200万円の努力をするのか?
年収500万円の努力をするのか?
年収1,000万円の努力をするのか?

選ぶのは、あなたです。どれを選んでも誰も責任はとってくれません。
これも辛いですね。

そして、僕の意見です。
ここまでの話を世界の現実として受け入れて、このブログの冒頭に戻るんですが、

「無理しなくていいんじゃない」

というのが僕の考え方です。
努力は必要。でも、それをどこまでやるかは自分で決めるもの。
別に全員が1,000万円プレイヤーにならなくてもいいし、
自分にとって無理なく続けられるラインを見つけるのも、一つの正解です。

幸せの形は十人十色ですからね。

大きな家や車に興味がなく、オシャレも興味がない。ただ、家に帰ってずっと猫と遊んでいるのが幸せ。
年収200万です。

全然ありだと思いますよ。

ただ、何もやらずに「うまくいかない」、努力しないで「あれが欲しい」と嘆くのは違うよね、って話でした。

それではご飯炊いてきまーす!!