卒業後の友達関係

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おはようございます、村田・勇一です。

卒業式シーズンですね。
門出を迎える皆さん、おめでとうございます。

今日は固いけど、とってもとっても大切なお話です。

「卒業しても私たちずっと親友だよ!」

みたいな少女漫画よろしくなセリフを吐く人がいますが、これは中々大変な事なんです。

学校を卒業すると、環境が大きく変わります。毎日顔を合わせていた友人とも、気づけば会う機会が減り、疎遠になってしまうことも少なくありません。

でも、卒業してからの「繋がり」こそ、本当に大切なものです。

たとえば、小学生のころ、毎日遊んでいた親友がいたとします。その人と小学校卒業以来、一度も会っていなかったとしましょう。そんな相手から、突然「1万円貸して」と言われたらどう感じますか?
きっと、多くの人は「え?」と身構えるでしょう。

一方で、今も仲が良い親友から同じことを頼まれたら、どうでしょう?
おそらく、特に疑いもせず、「いいよ」と言えるはずです。

これは、信頼が「今、繋がりのある相手」としか生まれないからです。

つまり、信頼関係には賞味期限があります。

何もしなければ、時間とともに期限切れになってしまいます。でも、ちょっとした一言、行動で相手から「ありがとう」と言われたら賞味期限は延びるし、たまに連絡を取るだけでも、関係は続いていきます。

じゃあなぜ、先ほどの1万円の話で出た、小学生の親友には嫌悪感が出たのでしょうか?

それはお互いに連絡をとっていなかったからです。

卒業すると、物理的な距離や環境の変化で、関係が自然と途切れてしまうこともあります。
けれど、「この人は大切だ」「お世話になった」「これからも繋がっていたい」と思う相手がいるなら、自分から関係を築く努力をしてみてください。

信頼は、繋がりの中で育ちます。

だからこそ、卒業後も大切な人との縁を、自分の手でつなぎ続けてください。

でも、それがどれ程難しい事かは親や周りの大人を見ていると分かると思います。

学生時代からの友達と繋がっているお父さん、お母さん。
そんな友達何人いますか?
たぶん、余裕で両手で収まる、下手したら片手でも収まる人数ですよね?

そんなもんです。しかし、逆に考えるとその数人だけは、

自分がどんなに忙しくても、自分がどんなに離れていても、努力して繋がっていた人なんです。

社会に出て、仕事をして、恋人ができ、新しい仲間ができ、家族ができているかもしれません。

それでも繋がっている関係ってとっても素晴らしいことです。
一生の宝だと思います。

お互いが信頼の賞味期限を切れないように大事に大事に自然に気遣えた証拠です。

もし、あなたが本当に一生大切にしたいと思える相手がいるならば、信頼の賞味期限が切れないように努力してみて下さい。

そして、このブログを見て、そういえば最近連絡とってないなーって思っている大切な人がいる方。

今が別れ道ですよ。

これを機に連絡してみてはいかがでしょうか?
大切な事は連絡を待つのではなく、あなたから連絡をする事です。


それでは僕はこれで。

ご飯の準備してきます!